展示といっても東京モーターショーの話ではありません。
今回も横浜の日産グローバル本社ギャラリーでの事です。
以前、R381が見てみたいと、このブログに書いた事があるのですが、今回展示してあったのはR382でした。
R381と違って、ウィングがありません。
R381は自社製のエンジンではなく、シボレー製5.5リッターV型8気筒を代用していたので、あまり展示しにくいのでしょうか?
R382は日産製のエンジンを積んでいます。
この時代は、機械式制御のキャブレターだったんですね。
コックピットも最近のF1マシンや、GT500に較べて、とてもシンプルですね。
詳細はこちらを。
ちなみに、最近では日本グランプリと言えば「F1」のカテゴリーが当たり前ですが、
この頃の日本グランプリと言えば、日産R382やトヨタ7など、
当時の国際自動車連盟 (FIA) 車両規格グループ7(オープン2座席レーシングカー)等のカテゴリーの車でのレースでした。
この車は、以前同じ日産のギャラリーで撮影した日産R383です。
しかし、1970年の日本グランプリは開催されず、レースに出場する事はなかったそうです。
R382の撮影は、DMC-GX1 + 14-42mmを使いました。
R383の撮影は、D300 + DX35mm/F1.8を使っていました。